せっかく部屋が片付いたのに

 どんどん散らかっています。私の誕生日を覚えていてくれたのは嬉しいのですが、なんと拓也さんはわかばお姉ちゃんの誕生日を覚えていませんでした。
 許せないことだと思ったので、王妃の微笑みを大量に注ぎ込んであげました。
 
 ……あれしきのことで酔いつぶれてしまうなんて、拓也さんも修練が足りませんね。現在ひとりで飲んでいます。