いい加減
拓也の馬鹿さ加減に嫌気がさしてきました。
だって帰ったら赤い頭巾被った女の子見てるし私の相手もあんまりしてくれないし・・、ひとりは、寂しいのです・・。
「ここを出ていく。」
ずっと考えてたことです。それを拓也に告げるため、拓也の前へ。
ゆのは「拓也、お話があります。」
拓也「うん。わかった。あと1話だから待っててくれな。うっひょー!今見えた!!見えたよな!?な!?」
ゆのは「・・・・」
何も言わずに出て行くべきでしょうか。
拓也「あ、冷凍庫にお前の好きなアイスクリーム入ってるから食べていいぞ。」
ゆのは「アイスクリーム!?とっかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!」
10個ほど食べました。満腹満腹。余は満足じゃ♪
拓也「よし終わった。ゆのは、話ってなんだ?」
はっ。私としたことがアイスのせいで忘れてました。拓也に向きなおります。
ゆのは「拓也、今までお世話になりました。私はきょう限りでここを出ていきます。」
拓也「・・・アイスほっぺについてるぞ?」
ゆのは「誤魔化さないでください!」
拓也が真剣な顔になります。
拓也「うぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!理由を聞かせてくれぃ!!」
ゆのは「拓也に愛想が尽きました。」
拓也「アレか!?まだ抱いてないからか!?そもそもアレか!?今いらいらしてるのは生理だからなのか!?」
この馬鹿男はホントに・・・。
ゆのは「自分の胸に手を当てて考えてみなさい。」
拓也「うん。いろいろありすぎてわからん。」
ゆのは「ちょっとは考えてから答えなさい!」
拓也「だっていろいろありすぎてわかんないんだもん。」
ゆのは「まずそこがダメなんです!私は今も拓也のことが好きです。」
拓也「なら・・」
ゆのは「でもだから、好きだから、好きすぎるから辛いんです!!何より信用できません」
拓也「・・・」
拓也がうつむきました。髪で顔がわかりません。
拓也「ク、」
ク・・?
拓也「クケケケケケケケケケケケケケケ!!!!!!!!!!!!」
ゆのは「ちょ、ちょっと待ってください!ゲームが違います!著作権に引っ掛かります!」
あれ?引っ掛かりましたっけ?引っ掛からない気もします。
拓也「ハァハァ、俺の物に、なラないんダったラ・・・、イっそ・・、殺しテやる!!」
この男、とうとうヤンデレになったんですか!?
つづく。