ゆのはです
昨日おうちに帰りました。拓也はまた画面に向かっています。私が帰ってきたことにも気づいてないようです。ていうかこの家なんか臭くないですか?牧場の牛の臭いがするんですが。。。
放っといて布団に潜ろうかと思いましたが、拓也に帰ってきたことくらい教えようと思ったので声を掛けました。
ゆのは「たく」
?「愛よ」
?「勇気よ」
?「希望よ」
私が言い終わらないうちに何かの声が邪魔します。
?「愛と、勇気と、希望の名の下に・・・、マジカルプリンセス、ホーリーアァーップ!」
・・絵を描いてたんじゃないんですか?
?「ビューティーセレインアロー!」
ねぇ拓也。
?「マジカルシュー!!」
拓也「うほーい♪やっぱマジカルプリンセスはかぁいいなぁ♪しかし寝ればいいのに、なんでチャ○ャ見てるんだろ。ま、可愛いんだから仕方ないか。よし、もっかい見よ。」
ゆのは「・・・」
?「マジカルシュー!!」
拓也「もう一回!」
ゆのは「・・・」
?「マジカルシュー!」
拓也「この放ったあとの笑顔がいいんだよなぁ。もっかい!!」
ゆのは「・・・ふーん」
?「きらきらきらきら」←おそらく効果音
拓也「うっひょー!ここだけ保存、と。」
とりあえず、拓也が箱を切り離すまで待ちます。
拓也「よし、次見よ♪」
ゆのは「天地万物を構成せし、八百万の御霊よ!!
われ、ゆのはな郷が守護神、ゆのは姫の命によりて、
これなる箱を・・・、完膚なきまでもうそれは細胞すら残さずに
むしろ液体まで、滅せよ!!」
拓也「のわぁーー!!ゆのは!!それだけは勘弁してくれ。あ、おかえりってうわー!!」
ゆのは「おやすみ♪た・く・や♪」
白くなった拓也を放っといて布団に潜りました。