拓也に
「今日は血に飢えた童貞どもがたくさん来て酒を飲むから、お前はほなにーのところに行っててくれ!」
といわれたので、ほなにーのところに行きました。ちょっと心配だったんですが、ほなにーに何もされなくてよかったです。
そして帰ってみました。酔っ払いが7人で錯乱してました。慌てて逃げました。
翌日帰りました。拓也が2人寝ています。あまりに酒臭いので逃げました。
そして今戻ってきました。
やたらと凹んでいます。
「こんなに凹んだのは生れ落ちて以来だ・・・。あいつ・・・なんでピンポンダッシュとかするんだよ・・・。線路で脱糞したときも『ないぜ!』とか思ったけど。」とか言ってます。
もう駄目ですねこの男は。おぜぜをむしりとったら別のところに行きます。
待ちなさい拓也!!
昼ごろに起きだして突然
拓也「河口湖行かなきゃ。」
とか言い出しました。
事情を聞いてみると、
拓也「今日は佐和先輩の誕生日だから取材しなきゃならないんだ。河口湖付近の心霊スポットの廃ホテルで幽霊をパパラッチ!佐和先輩がやりそうだろう?」
お前一度死ね。
拓也「そのあとは、19人でデウスガーデン!俺ともう一人の拓也と、ミヤビーと殿子とシノとすみすみとミサキチとユウナさん、かなっぺに三嶋、リーダさん高藤陀に小曽川、大銀杏、双子、ちとせ、神、三橋で行って来る!!いやー俺と拓也以外みんな女の子!うはうはだぜっ!周りには二人にしか見えないんだろうけどなっ」
よく分かりませんがとりあえず私以外の女の子とどこか行くという事は分かりました。許せません。
ゆのは「ふーんだ。私以外の女の子とどこかに行くんですね。もうしり・・むぐっ」
いきなり唇を奪われました。
拓也「ふぅ。・・お前も来るか?」
私は・・・・
拓也「だが言っておくけど今回はまじできつい。野宿だし、氷点下は必定。装備は衣類とビニールシートだけだ。」
ゆのは「行きません。あったかいお布団でぬくぬくしてます。」
・・・なんで私はこんな駄目な男を好きになったんでしょうか。
最近
拓也さんが珍しく真面目な顔をして、パソコンをいじっています。レポートでも仕上げているのかと思ってあまり邪魔をしないようにしていたのですが、どうやら「同人ゲーム」とかいうものを作ろうとしているらしいです。
同人ゲームって何でしょう。よく分からないので訊ねてみたのですが、「ほなにーは知らなくてもいいことさっ」とナイススマイルを返されたので、それ以上は言及できませんでした。
真相は分からず終いですが、どう考えても真っ当な仕事とは思えないのです。
就職する気はあるのでしょうか?
拓也?”まぞ”って何ですか??
ゆのはです。今日拓也は”あさがえり”でした。
拓也「うへへ〜今彼女に皿を2ヶ月洗わせてないぜ!!」
とか言いながら帰ってきました。意味が分かりません。それに拓也、わたしが彼女ですよね?とりあえず話が進まなさそうなので一旦無視して聞いてあげました。
ゆのは「どういう意味ですか?」
拓也「最近俺が行くとさ、流しに皿がたまってるんだ。『あたし、あんたがいるから皿洗わなくていいのよねぇ。ほら、早く洗って』とか言うんだぜ?今あの娘の皿は2ヶ月俺が洗い続けてる!いやー、出来る男は辛いぜぇ〜!マゾだとか言わないでくれよ?」
あなた馬鹿ですか。ただいいように利用されてるだけじゃないですか。そしてその前に”まぞ”って何ですか。
拓也がお風呂に入るというので私も一緒に入りました。皿洗いで鍛えたぜ!!とか言いながら私を洗ってくれました。
拓也「皿もぉ〜♪ゆ〜のはを洗う〜のもぉ♪おんなじだぜぃっ♪!そぉれこっころっを込っめて♪キュッキュキュッキュ♪っと!」
ゆのは「失礼なことを言うなーーーーーー!!!!!」
拓也「おぶしっ。うおお!!髪で・・、首が・・首が絞まるぅぅぅ!!!!」
今日も拓也はせっせと皿を洗ってます。
ディズニーシー
へ行ってきました。私と拓也さんの2人きりでなかったのは少し残念ですけど、とても楽しかったので文句はありません。
そのあとお酒を飲みました。拓也さんは調子に乗ってがぶがぶと飲んでいましたが、案の定二日酔いにやられていました。
情けないのです。
機会があればまた行きたいですね。拓也さんはもう二度とごめんだと言っていましたが。